『きっと、うまくいく』(3 Idiots)
基本情報:
- タイトル:きっと、うまくいく(3 Idiots)
- 公開年:2009年
- 受賞歴:第57回インド・フィルムフェア賞 作品賞、監督賞など多数受賞
- 評価:10/10
あらすじ:
①インドのトップエンジニア養成大学で、型破りな方法で学ぶ天才学生ランチョと彼の親友たちが、プレッシャーと戦いながら真の学びと人生の意味を見出していく感動作。
②インド工科大学の新入生ファルハーンとラージューは、型破りな学生ランチョと出会う。常識にとらわれない思考と行動で、学長”ウイルス”の怒りを買いながらも、ランチョは周囲に影響を与えていく。卒業後、突然姿を消したランチョを探す旅を通じて、10年前の学生時代の様々な出来事が明かされていく。教育の本質、友情、そして人生の意味を問いかける物語。
③インド映画でありながら、世界中で共感を呼んだ作品。教育システムへの痛烈な批判と、純粋な友情や愛を描いた感動作。音楽とダンスも効果的に使用。
制作スタッフ:
- 監督:ラージクマール・ヒラーニ
- 脚本:ラージクマール・ヒラーニ、アブヒジャット・ジョシー
- 音楽:シャンタヌ・モイトラ
- 映像:C.K.ムラリ
キャスト:
- 主演:アーミル・カーン(ランチョ)
- 助演:R.マドハヴァン(ファルハーン)、シャルマン・ジョシー(ラージュー)
- その他:カリーナ・カプール、ボーマン・イラーニ
ジャンル:
青春ドラマ、コメディ、教育、友情
批評:
①学ぶことの本質と、人生における真の成功の意味を問いかける
②シリアスとコメディのバランスが絶妙で、インド映画特有の娯楽性も健在
③一部のドラマチックな展開が現実離れしている
④教育問題を扱いながらも、希望に満ちた明るいメッセージを発信する傑作。世界中で社会現象となった理由が分かる作品