きっと、またあえる

『きっと、また会える』

基本情報:

  • タイトル:きっと、また会える(We’ll Meet Again/또 만나요)
  • 公開年:2015年
  • 受賞歴:第36回韓国映画評論家協会賞助演女優賞
  • 評価:7/10

あらすじ:
①認知症の母と向き合う中年男性と、母の昔の恋人を探す旅を通じて、家族の絆と人生の意味を見つめ直す韓国映画。

②広告代理店で働くミンジェは、認知症が進行する母スジャの介護に追われる日々を送っている。ある日、母が若い頃の恋人に会いたがっていることを知る。最初は戸惑いながらも、母の願いを叶えようと、40年前の恋人探しの旅に出る。その過程で、知らなかった母の若い頃の姿や、自分自身の人生の意味を発見していく。母との残された時間の中で、本当の親子の絆を取り戻していく。

③認知症という重いテーマを扱いながら、希望と愛情を感じさせる温かな演出。家族の再生を描く心温まる作品。

制作スタッフ:

  • 監督:キム・ジョンハク
  • 脚本:キム・ジョンハク
  • 音楽:イ・ビョンフン
  • 映像:チョン・ユンス

キャスト:

  • 主演:イ・ビョンホン(ミンジェ)
  • 助演:キム・ヨンエ(スジャ)
  • その他:パク・ヘイル、コ・ドヨン

ジャンル:
家族ドラマ、ロードムービー、ヒューマンドラマ

批評:
①家族の絆と、人生における後悔と和解のテーマ
②母と息子の関係性の変化を丁寧に描いた脚本が秀逸
③展開が若干ゆっくりとしている
④韓国映画特有の情感豊かな演出で、普遍的なテーマを描いた作品。特に、親子関係の機微を繊細に表現している