きみに読む物語

『きみに読む物語』

基本情報:

  • タイトル:きみに読む物語(The Notebook)
  • 公開年:2004年
  • 受賞歴:MTVムービー・アワード 最優秀キス賞など
  • 評価:8/10

あらすじ:
①老人ホームで老婦人に物語を読み聞かせる老人。それは1940年代、異なる階級の若い男女の永遠の愛の物語だった。認知症の妻に、自分たちの愛の物語を語り続ける夫の深い愛情を描く。

②1940年代の夏、労働者階級の青年ノアと裕福な家庭の娘アリーは恋に落ちる。しかし、階級の違いから両親に反対され、別れを強いられる。第二次世界大戦を挟んで7年後、婚約者のいるアリーはノアと再会。二人は昔の感情が残っていることに気づく。物語は現在と過去を行き来しながら、認知症を患うアリーに、老いたノアが二人の愛の物語を読み聞かせる姿を描いていく。

③若き日のライアン・ゴズリングとレイチェル・マクアダムスの情熱的な演技が印象的。ニコラス・スパークスの小説の映画化作品として高い評価を得た。

制作スタッフ:

  • 監督:ニック・カサヴェテス
  • 脚本:ジェレミー・レヴェン
  • 音楽:アーロン・ジグマン
  • 映像:ロバート・フラッツマン

キャスト:

  • 主演:ライアン・ゴズリング(若きノア)、レイチェル・マクアダムス(若きアリー)
  • 助演:ジェームズ・ガーナー(年老いたノア)、ジーナ・ローランズ(年老いたアリー)
  • その他:ジェームズ・マースデン、ジョーン・アレン

ジャンル:
ラブストーリー、ドラマ、ピリオド

批評:
①時代や記憶を超えて存在し続ける真実の愛を描く
②主演二人の chemistry が素晴らしく、過去と現在を行き来する構成も効果的
③メロドラマ的な展開が好みを分ける
④古典的なラブストーリーの王道を行く作品でありながら、認知症という現代的なテーマを織り込んだ秀作