キューティーブロンド

『キューティ・ブロンド』

基本情報:

  • タイトル:キューティ・ブロンド(Legally Blonde)
  • 公開年:2001年
  • 受賞歴:ゴールデングローブ賞 主演女優賞(コメディ/ミュージカル部門)ノミネート
  • 評価:8/10

あらすじ:
①ファッショナブルなソロリティガールのエル・ウッズが、失恋をきっかけにハーバードロースクールに入学。偏見や差別に負けず、自分らしさを貫きながら成長していく痛快コメディ。

②カリフォルニアの大学で人気者のエルは、エリート家庭出身の恋人ワーナーからプロポーズを期待するも、「もっと真面目な女性と結婚したい」と別れを告げられる。エルは彼を追いかけてハーバードロースクールに入学。当初は「金髪のバカ」と軽視されるが、持ち前の明るさと独自の発想で、次第に周囲の評価を変えていく。殺人事件の弁護実習では、ファッションの知識を活かして真犯人を暴くなど、自分らしい方法で道を切り開いていく。

③リース・ウィザースプーンの魅力全開の演技が光る。「見た目で人を判断してはいけない」というメッセージを、爽やかなコメディタッチで描く。

制作スタッフ:

  • 監督:ロバート・ルケティック
  • 脚本:キャレン・マッカラー・ルッツ
  • 音楽:ローフェ・ケント
  • 映像:アンソニー・B・リッチモンド

キャスト:

  • 主演:リース・ウィザースプーン(エル・ウッズ)
  • 助演:ルーク・ウィルソン(エメット)、セルマ・ブレア(ヴィヴィアン)
  • その他:マシュー・デイヴィス、ビクター・ガーバー

ジャンル:
コメディ、法廷もの、青春、ロマンス

批評:
①自分らしさを貫くことの大切さと、偏見に打ち勝つ強さの称揚
②主演のリース・ウィザースプーンの演技が作品の魅力を最大限に引き出している
③一部展開が単純化されすぎている
④女性の自立と成長を描くコメディとして高い完成度を持ち、後のシリーズ化にも繋がった人気作