『キューティ・ブロンド2/ハッピーMAX』
基本情報:
- タイトル:キューティ・ブロンド2/ハッピーMAX(Legally Blonde 2: Red, White & Blonde)
- 公開年:2003年
- 受賞歴:特筆すべき受賞歴なし
- 評価:6/10
あらすじ:
①ハーバードロースクールを卒業したエルが、ワシントンD.C.で動物実験反対の法案成立を目指して奮闘する。持ち前の明るさと信念で、政界の障壁に立ち向かう。
②一流法律事務所に就職したエルは、愛犬の実母を探す過程で化粧品会社の動物実験の実態を知る。動物の権利を守るため、ワシントンD.C.で法案成立を目指すことを決意。しかし、政界は彼女が想像していた以上に厳しい世界だった。当初は「ピンクのバカ」と馬鹿にされるも、独自の発想と行動力で支持者を増やしていく。政治の世界で、エルは再び自分らしさを貫きながら戦っていく。
③前作の魅力を継承しつつ、舞台を政界に移して新しい展開を試みる。ただし、前作の新鮮さは若干薄れている。
制作スタッフ:
- 監督:チャールズ・ハーマン=ワームフェルド
- 脚本:ケイト・コンドゥイット
- 音楽:ローフェ・ケント
- 映像:エリオット・デイヴィス
キャスト:
- 主演:リース・ウィザースプーン(エル・ウッズ)
- 助演:サリー・フィールド(ビクトリア・ラッド)
- その他:レジーナ・キング、ジェニファー・クーリッジ
ジャンル:
コメディ、政治もの、ロマンス
批評:
①信念を持って行動することの大切さと、政治における正直さの価値
②リース・ウィザースプーンの魅力は健在で、政界を舞台にした展開も斬新
③前作と比べてストーリーの説得力が低下
④続編としては及第点だが、オリジナルの持つ輝きには及ばない。ただし、主人公の成長物語として見る価値はある