『ダークナイト』
基本情報:
- タイトル:ダークナイト(The Dark Knight)
- 公開年:2008年
- 受賞歴:第81回アカデミー賞助演男優賞(ヒース・レジャー/posthumous)、録音賞受賞。史上初のスーパーヒーロー映画での演技賞受賞
- 評価:10/10
あらすじ:
①ゴッサム・シティの犯罪組織に対して、バットマン、ジム・ゴードン警部、ハービー・デント地方検事が共闘。しかし、狂気のジョーカーの出現により、街は混沌に包まれていく。
②犯罪組織を追い詰めていたバットマンとその協力者たちの前に、予測不能な犯罪者ジョーカーが現れる。金銭や権力ではなく、純粋な混沌を追求するジョーカーは、市民たちの道徳心を次々と試していく。バットマンことブルース・ウェインは、幼馴染のレイチェルへの想いを胸に秘めながら、「白き騎士」ハービー・デントへの期待を寄せる。しかし、ジョーカーの策略により、デントは悲劇的な運命を辿ることになる。
③スーパーヒーロー映画の枠を超えた犯罪サスペンス。善と悪、正義と狂気の対立を、重厚なドラマとして描き切った傑作。
制作スタッフ:
- 監督:クリストファー・ノーラン
- 脚本:クリストファー・ノーラン、ジョナサン・ノーラン
- 音楽:ハンス・ジマー、ジェームズ・ニュートン・ハワード
- 撮影:ウォーリー・ファイスター
キャスト:
- 主演:クリスチャン・ベール(ブルース・ウェイン/バットマン役)
- 助演:ヒース・レジャー(ジョーカー役)、アーロン・エッカート(ハービー・デント役)
- その他:マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、マギー・ギレンホール
ジャンル:
アクション、クライム、サイコスリラー、スーパーヒーロー
批評:
①人間の本質的な善悪や、正義の在り方を深く掘り下げる
②ヒース・レジャーのジョーカー演技が映画史に残る名演技として高く評価
③クライムサスペンスとしても完成度が高く、ジャンルを超えた傑作
④スーパーヒーロー映画の新たな可能性を示した作品として、現代でも高い評価を維持
本作は、スーパーヒーロー映画の概念を一新し、より深い人間ドラマとして昇華させた作品として、映画史に大きな影響を与えています。特にヒース・レジャーのジョーカー演技は、彼の急逝後にアカデミー賞を受賞し、伝説的な演技として語り継がれています。