ドリームガールズ

『ドリームガールズ』

基本情報:

  • タイトル:ドリームガールズ(Dreamgirls)
  • 公開年:2006年
  • 受賞歴:第79回アカデミー賞で助演女優賞(ジェニファー・ハドソン)を含む2部門受賞
  • 評価:8/10

あらすじ:
①1960年代、デトロイトで結成された黒人女性グループ「ドリームス」の栄光と挫折、そして再生を描いた音楽ドラマ。

②デトロイトの三人の若い黒人女性、エフィ、ディーナ、ロレルは「ドリームス」として活動を始める。野心的なマネージャー、カーティスは、グループをメインストリームに進出させるため、美貌のディーナをリードボーカルに据え、パワフルな声を持つエフィを脇に追いやる。成功を収めていく一方で、グループ内の確執は深まっていく。エフィの追放、ディーナのソロ転向など、栄光の裏で渦巻く人間ドラマが展開される。

③ブロードウェイミュージカルの映画化。ビヨンセとジェニファー・ハドソンの圧巻の歌唱力と演技が、作品を強く印象付ける。

制作スタッフ:

  • 監督:ビル・コンドン
  • 脚本:ビル・コンドン
  • 音楽:ヘンリー・クリーガー
  • 映像:トビアス・A・シュリーセル

キャスト:

  • 主演:ジェイミー・フォックス(カーティス)、ビヨンセ(ディーナ)
  • 助演:ジェニファー・ハドソン(エフィ)、エディ・マーフィ(ジミー)
  • その他:アニカ・ノニ・ローズ、ダニー・グローヴァー

ジャンル:
ミュージカル、音楽、ドラマ、伝記

批評:
①芸能界の栄光と影、そして真の自分らしさを取り戻す redemption story
②豪華キャストの圧巻の歌唱力と演技が作品を支える
③後半の展開がやや急ぎ足
④モータウン時代の黒人音楽シーンを背景に、人間ドラマを織り交ぜた野心作。特にジェニファー・ハドソンの”And I Am Telling You I’m Not Going”は必見