『ハングオーバー!』シリーズ第1作
基本情報:
– タイトル:ハングオーバー! 消えた花婿と史上最悪の二日酔い(The Hangover)
– 公開年:2009年
– 受賞歴:第67回ゴールデングローブ賞作品賞(コメディ/ミュージカル部門)受賞
– 評価:9/10
あらすじ:
①結婚を控えた友人ダグの独身最後の夜をラスベガスで祝おうとした4人組。しかし翌朝、記憶を失い、部屋は惨状、花婿は行方不明。残された3人は断片的な記憶を手がかりに、前夜の出来事を追跡していく。
②教師のフィル、歯科医のスチュ、変わり者のアランは、ダグの結婚式2日前にラスベガスへ。豪華ホテルのスイートルームで乾杯したのを最後に記憶が途切れ、目覚めると部屋はめちゃくちゃ。タイガーが浴室に、赤ちゃんがクローゼットに。そしてダグが消失。結婚式に間に合わせるため、3人は記憶を失った夜の足跡を追う中で、予想もしない事態に次々と遭遇する。
③型破りなコメディながら、ミステリー仕立ての展開が新鮮。キャスト陣の絶妙な掛け合いと、予測不能な展開が最大の魅力。
制作スタッフ:
– 監督:トッド・フィリップス
– 脚本:ジョン・ルーカス、スコット・ムーア
– 音楽:クリストファー・ベック
– 撮影:ローレンス・シャー
キャスト:
– 主演:ブラッドリー・クーパー(フィル役)、エド・ヘルムズ(スチュ役)
– 助演:ザック・ガリフィアナキス(アラン役)
– その他:ジャスティン・バーサ(ダグ役)、マイク・タイソン(本人役)
ジャンル:
コメディ、アドベンチャー、ミステリー
批評:
①普通の人々が異常な状況に巻き込まれていく様を描くコメディの新境地
②キャスト陣の絶妙な化学反応と、巧みな伏線回収が秀逸
③過激な描写や下ネタが多く、家族で楽しむには適さない
④R指定コメディの新基準を作った作品として、興行的にも批評的にも成功を収めた