『ホーム・アローン3』
基本情報：
– タイトル：ホーム・アローン3（Home Alone 3）
– 公開年：1997年
– 受賞歴：特筆すべき受賞歴なし
– 評価：6/10
あらすじ：
①シカゴ郊外に住む8歳のアレックスは、水疱瘡で家に一人取り残される。そんな中、国際犯罪組織が彼の家に隠されたチップを探しに侵入を図る。アレックスは持ち前の賢さと創意工夫で、犯罪者たちと対決することになる。
②ある空港で、おもちゃの中に隠された機密チップが盗まれる。犯人たちはチップをシカゴまで運ぶが、混乱により近所の家に紛れ込んでしまう。その家に住むアレックス・プルイットは水疱瘡で学校を休んでいた。両親が仕事で不在の間、4人の国際犯罪者が家に侵入しようとするのを発見。アレックスは巧妙な罠を仕掛けて、犯人たちを翻弄する。FBIも捜査に乗り出す中、アレックスは一人で危機に立ち向かっていく。
③前2作のケビンは登場しないものの、新たな主人公アレックスの機転の利いた戦いぶりは痛快。現代的な要素を取り入れ、スパイ映画的な展開を加えることで、シリーズに新風を吹き込もうとした意欲作。
制作スタッフ：
– 監督：ラジャ・ゴスネル
– 脚本：ジョン・ヒューズ
– 音楽：ニック・ゲイス
– 撮影：ジュリオ・マカット
キャスト：
– 主演：アレックス・D・リンツ（アレックス役）
– 助演：オレク・クルパ、レニー・フォン・ドーレン
– その他：ハビエル・ボテット、デビッド・ソーントン
ジャンル：
コメディ、ファミリー、アクション、スパイ
批評：
①知恵と勇気があれば、子供でも悪に立ち向かえるという子供の自立心を描く
②ハイテク機器を使った新しい仕掛けや、国際スパイという設定で、シリーズに新しさを加えた
③前2作の魅力的なキャストや、クリスマスならではの温かい雰囲気が失われている
④興行的には成功したものの、シリーズの方向性を大きく変えたことで賛否両論を呼んだ作品となった