- タイトル:アラジン (Aladdin)
- 公開年:2019年
- 受賞歴:第92回アカデミー賞 視覚効果賞ノミネート
- 評価:8/10
あらすじ:
①アグラバーの街で暮らす心優しい青年アラジンと、自由を求める王女ジャスミンが出会い、魔法のランプに封印された精霊ジーニーの力を借りて冒険を繰り広げる物語。
②アグラバーの街で日々を過ごす大胆不敵な青年アラジンは、変装して市場に来ていた王女ジャスミンと出会う。その後、宮廷の魔法使いジャファーに騙され、不思議な洞窟で魔法のランプを手に入れる。ランプから現れた陽気な精霊ジーニーは、アラジンに3つの願いを叶える力を与える。アラジンは王子に変身してジャスミンに近づくが、欲望に取り憑かれたジャファーの野望と、自分の正直な気持ちの間で葛藤する。真実の愛と勇気、そして友情を胸に、アラジンは最後の決断を迫られる。
③ウィル・スミス演じるジーニーの新解釈が秀逸で、原作アニメーションの良さを活かしながら実写ならではの魅力を引き出している。壮大なスケールの映像と音楽で描かれる「アラビアン・ナイト」の世界観、そしてメナ・マスードとナオミ・スコットの chemistry が光る。特に「ホール・ニュー・ワールド」のシーンは圧巻。
制作スタッフ:
- 監督:ガイ・リッチー
- 脚本:ジョン・オーガスト、ガイ・リッチー
- 音楽:アラン・メンケン
- 映像:アラン・スチュアート
キャスト:
- 主演:メナ・マスード(アラジン)、ナオミ・スコット(ジャスミン)
- 助演:ウィル・スミス(ジーニー)
- その他:マーワン・ケンザリ(ジャファー)
ジャンル:
ファンタジー、ロマンス、ミュージカル、アドベンチャー
批評:
①自分らしさを貫くことの大切さと、真実の愛は身分や立場を超えて育まれるというメッセージ
②実写化による新たな解釈と、原作の魅力の両立が見事。音楽と映像の調和が素晴らしい
③一部のCGが違和感を感じさせる場面がある
④ディズニーの実写化作品の中でも特に成功した作品の一つ。家族で楽しめる娯楽作品として十分な魅力を持つ