『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
基本情報:
- タイトル:バック・トゥ・ザ・フューチャー(Back to the Future)
- 公開年:1985年
- 受賞歴:第58回アカデミー賞 音響効果賞、特殊視覚効果賞、脚本賞ノミネート
- 評価:10/10
あらすじ:
①変わり者科学者ドクの開発したタイムマシンで、高校生マーティが1955年にタイムスリップ。そこで若き日の両親と出会い、自身の存在を賭けて奮闘する。
②1985年、マーティ・マクフライは親友の科学者ドク・ブラウンが発明したデロリアン型タイムマシンで偶然1955年へ飛ばされる。そこで出会った若き日の両親は、まだ付き合っておらず、マーティは自分の存在を確実にするため、父と母を結びつけようと奮闘する。一方で、現代に戻るためには、若き日のドクの協力を得て、タイムマシンの動力源となるプルトニウムの代わりとなるエネルギーを確保しなければならない。果たしてマーティは無事に現代に戻れるのか。
③SFアドベンチャーでありながら、コメディ要素と人間ドラマを絶妙にミックス。マイケル・J・フォックスとクリストファー・ロイドの演技が素晴らしく、タイムトラベルものの金字塔となっている。
制作スタッフ:
- 監督:ロバート・ゼメキス
- 脚本:ロバート・ゼメキス、ボブ・ゲイル
- 音楽:アラン・シルヴェストリ
- 映像:ディーン・カンディ
キャスト:
- 主演:マイケル・J・フォックス(マーティ)、クリストファー・ロイド(ドク)
- 助演:クリスピン・グローヴァー(ジョージ)、リー・トンプソン(ロレイン)
- その他:トーマス・F・ウィルソン、クローディア・ウェルズ
ジャンル:
SFアドベンチャー、コメディ、タイムトラベル
批評:
①家族の絆と自己実現の大切さ、そして小さな行動が未来を変え得るというメッセージ
②緻密な脚本、完璧なキャスティング、時代設定の細部まで作り込まれた世界観
③特筆すべき欠点なし
④映画史に残る傑作SF。娯楽映画としての完成度が極めて高く、30年以上経った今でも色褪せない魅力を持つ