『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』
基本情報:
- タイトル:バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3(Back to the Future Part III)
- 公開年:1990年
- 受賞歴:サターン賞 特殊効果賞
- 評価:8/10
あらすじ:
①1955年に取り残されたマーティは、1885年の西部開拓時代に飛んだドクを救うため、タイムスリップを決意。西部でドクが出会った美しい女教師との恋と、マーティの現代への帰還を懸けた物語が展開する。
②1955年のマーティは、ドクが1885年で暮らしているという手紙を受け取る。しかし、その直後、過去の新聞でドクが撃たれて死亡したことを知る。マーティはドクを救うため1885年へ向かうが、到着後すぐにデロリアンの燃料タンクを破損してしまう。ガソリンのない時代で、二人は現代に戻る方法を模索する。その中でドクは、女教師クララと出会い恋に落ちる。マーティは親友の幸せと、現代への帰還の板挟みに悩む。
③西部劇の要素を取り入れることで、新鮮な展開を実現。特にドクの恋愛を中心に据えた人間ドラマは、シリーズに新たな魅力を加えている。
制作スタッフ:
- 監督:ロバート・ゼメキス
- 脚本:ロバート・ゼメキス、ボブ・ゲイル
- 音楽:アラン・シルヴェストリ
- 映像:ディーン・カンディ
キャスト:
- 主演:マイケル・J・フォックス(マーティ)、クリストファー・ロイド(ドク)
- 助演:メアリー・スティーンバーゲン(クララ)
- その他:トーマス・F・ウィルソン、リー・トンプソン
ジャンル:
西部劇、SFアドベンチャー、ロマンス
批評:
①愛のために時代を超える覚悟と、親友のための自己犠牲の美しさ
②西部劇の要素を効果的に取り入れ、シリーズに新たな魅力を付加
③前2作と比べるとSF要素が薄れている
④三部作の完結編として相応しい感動的なエンディング。特にドクの恋愛を通じて、時間を超えた愛の普遍性を描くことに成功している